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「すべてをアップデート」で1件ごとにApple IDのパスワードを求められる場合

 

普段子供が使っているiPad。iOS 14にアップデートをして以来だろうか、アプリのアップデートで「すべてをアップデート」を押すと、アップデートするアプリの数だけ何度もApple IDのパスワード入力を求められるようになってしまった。

非常に不便だ。アップデートが溜まりに溜まって、50件とか、連続で入力するしかない。

ちなみに、iOS 14にアップデートをする以前は、「すべてをアップデート」する時には、各アプリごとではないが、やはり1回はApple IDのパスワードを入力しないと、アップデートできなかった。

検索すると、同様の不具合はあるらしい。不具合を訴えている層には共通点がある。「親に管理されている」と。子供が所持しているiPad等にありがちなのが、起動にロックをかけておらず、iPhone/iPadのログインパスコードを入力せずに開いているという場合。

その場合、iPhone/iPadのパスコードを入力しないかわりのセキュリティとして、アップデート時にApple IDのパスワードを各アプリごとに入力しないといけない仕様になったようだ。私自身が使用しているiPhoneは、わざわざアプリのアップデートなどしなくても、一度もApple IDのパスワードなど入力せずに、いつの間にか自動更新されている。

なので、1つは、アプリの自動更新を利用するには、iPhone/iPadのパスコード設定をして起動をロックするのは必須だということ。

もう一つは、何十件も連続でApple IDのパスワードを入力することを避けるためには、「すべてをアップデート」をしたい時には、一時的にでもiPhone/iPadのパスコードを設定し、すべてをアップデートし終わった後に、再度、起動のロックをオフにするのだ。

「親に管理されている」という子供たちには、どちらかというと、常に起動をロックする方がハードルが低いのではないかと。ただし、最初にiPhone/iPadのパスコードを設定する時に、やはり親にApple IDのパスワードを入力してもらって設定することにはなる。

うちと全く同じ現象の方に、参考になればと思う。