対話しながら考える、仕事で幸せになる方法
今年は仕事をどうしよう。
今は、曜日限定の時短で、近隣の会社に勤めている。今後も、フルタイムは難しい。小さい子供がいるから、だけではない、我が家の事情。
いちばん楽な形で働く。働きながら、運動し、人とゴハンを食べ、自分の時間も持てれば理想的だ。後ろ向きな考えにとらわれないように気を付ける。もっと必死にならなきゃ食べていけない、なんて考え始めたら、本当に前が見えなくなる。平常心で前を向いていれば必ず、何とかなる。
時短では、その分の収入が低下するだけでなく、立場ごと低下するのだということが分かった。時短=パート=軽作業。フルタイムでなくても何とかなる仕組みを自分で作るしかない。そう考えると、私には雲をつかむようだ。
人と話すたび生み出される、自分の思い。先日会ったのは、私よりだいぶ年上の女性で、学校でカウンセラーをしている方。仕事の方向性を相談すると、私が今やっている仕事がまさに一番の得意分野だから、強みを活かしてやっていった方が良いと、アドバイスして下さった。あと、仕事が物足りないくらいの方が育児とのバランスが良いと。
一瞬すごく嬉しくて、そうか、と思った。今の仕事は、会社の広報。他人のコンセプトを形にする仕事。だが、私は他人のコンセプトに、どこまで情熱を傾けられるか。懸命に仕事を取れるか。得意分野は活かしつつ、自分のコンセプトに沿って内容を選んでいった方が、ヤル気が出せるだろうなと、一歩考えが進んだ。
あとは、一人で考え過ぎないうちに、また誰かとの発想の融合を待つ。
前にも書いたけれど、仕事というのは、価値の交換。自分が儲けて得をすることではない。人は群れを成し、分業し、交換する。その交換価値を明確化したものがお金。群れを組織化したものが社会。たくさんのお金を稼ぐということは、人にたくさんの価値を提供するということ。いかに多くの人と手を結び、人の為に尽くしたか、ということだ。
上手い仕組みを利用してお金だけ稼いでいるように見える人もいるけれど、実はその余裕で人に貢献しているか、群れに入れないか、どちらかだ。群れに入れなかった人間は本能的に緊張と恐怖に陥る。
私の仕事に対する思い。自分が人から必要とされたいとか、夢を実現したいとかいうのとも、少し違う。私はみんなで生きていきたい。そのために、人にたくさん与えたい。それが、自分が幸せに生きていける道でもあると思う。